からしだねkids

からしだねKids

共同保育『からしだねKids』について

現代は、子育てについての情報があふれている時代です。
しかし大切なのは情報ではなく、ひとつひとつの出来事の中で安易な解答を求めず、その子と共に悩んでいくことです。

子どもが3歳なら、親も3歳。
わからない同士が共に生きていく場所。それが「からしだねKids」です。

からしだねKidsは、聖書においてイエス・キリストが大切にされた「小さき存在(からしだね)にこそ神の国が宿る」という言葉にちなんで命名されました。

一緒に子育てに悩み、一緒に子育てを楽しみませんか。
からしだねKidsは、子どもと親のためのプログラムです。

からしだねKidsとは
新約聖書のイエスのたとえ話にこのようなものがあります。
「神の国を何に比べようか。それは一粒のからし種のようなものである。
地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、まかれると成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るようになる」(マルコ4:30~32)
からしだねは、最も小さいものの象徴です。イエスは、その最も小さいものこそが「神の国」、つまり最も大切なものであると言われたのです。そして、その最も小さいものは、最も大切であるがゆえに神様は守られ育くまれるのだと言われます。

からしだねkidsは、子どもたちを「立派な・優秀な」大人にするための教育機関ではありません。
エリート教育は、からしだねKidsの目指すものではありません。

からしだねkidsは、幼き、弱き、ちいさな幼な子そのものが、そのままで宝なのだということから出発します。それを土台とした時に初めて、神様から最も大切とされた小さき幼な子が恵みと愛を一杯うけて心も体も大きく成長して行くことを願うのです。成長したからしだねの枝には、鳥が羽を休めるとイエスは言われます。からしだねkidsで成長した子どもたちが、いつの日か友を休ませるやどり場、他者と共に生きる優しさのある人になってほしいと願っています。

また、この共同保育は、親が親となるための学びと支えの場でありたいと思います。
聖書が示す神様の愛に学びつつ、親子の関係や子育ての在り方について学びながら、親も子も成長することを願っています。
共同保育とは
共同保育とは、子どもの自主性を重んじ、自由な雰囲気の中で遊びを創造し、子ども同士の自然な関係から、子ども自身が友を作り、可能性を広げ、年齢に応じた世界を創造することを期待するものです。子どもに無理に物事を教え込んだり、幼稚園入園の為の都合の良い準備機関ではありません。

また保育の一方親も子どもと共にカリキュラムに参加します。自分の子をはじめ、集まってくる子ども達と一緒に親も参加します。この交わりの中で、家庭では味わうことのできない子どもの泣き笑い、けんか、友達作り、創造する喜びなどを親子で体験していただけると思います。
母親の関わり
『からしだねkids』は親同士の交わりの場でもありたいと思います。“育児の孤独”は図り知れません。ミーティング、食事時、担当を通して、また牧師からの聖書の学びの時など、子どもについて困ったこと、うれしかったことなどを率直に語り合い、互いに励まし合い、一緒に考えましょう。また聖書に学び、とかく狭い視野になりがちな子育ての在り方を捉え直しましょう。親たちがこうした交わりよって豊かな知恵を得、わが子も広い輪の中で共に育ち成長して行きたいと思います。
保育について
対象 1歳から3歳児(未就園児)
保育時間 毎週火曜日
午前10時30分~午後1時30分
費用 2000円(一ヶ月)※食事代、傷害保険料(年間)は実費です。
責任者 奥田伴子
教会との関わり この共同保育は、教会の活動の一環として行われています。しかし、この共同保育は、『保育』自体を目的としています。
直接的な伝道の場や手段とは考えていません。教会としては、毎週日曜日の礼拝に参加されますように願っていますが強制は致しませんし、保育参加の条件でもありません。
それぞれの自由な意志にお任せ致します。教会の行事などについてもその都度お知らせしますが、これも前述と通り全く強制は致しません。

※保育の万一の事故に備えて、障害保険に加入していただきます。