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今年、22歳の挑戦 己の真価を問う!社会人デビューと、ボクシングのプロのデビュー戦。(第一弾)

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久保田修平は、まだ、西南学院大学の学生。
2016年の今年卒業。

福岡の早良区拾六町のフジタジムに入会したのは大学1年生の頃。
プロテストを受けたときの対戦相手は、10kgもウェイトが上の相手だった。
まじか、これ!と思ったと。

そんなひとまわりも身体が大きく、リーチも長い相手と対戦し、プロテスト合格。
晴れてライセンスを獲得した。

そんなプロとなった西南学院大学4年生、久保田くんも既に就職が決まっている。
どうすんの、ボクシング。
続けるの?と聞くと、続けたいです。と笑顔で答える。
目標は新人王。

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多くのプロボクサーが、仕事を持っているように、久保田君も就職して行く。
ボクシングのライセンスを持っている『プロ』という肩書きだけでは生活などできない世界である。
それどころか、日本チャンピオンというビッグタイトルを獲得したとしても、それだけでやっていくには厳しい世界。

久保田君も、鉄鋼を扱う商社に入社が決まっている。
就職を決めるために就勝ゼミナール(就活塾)に通い、万全の体制で就活を決めた。
そして、ボクシングも新人王を22歳の今から狙っていく。
28歳までには新人王を獲りたい!と意気込む。

妥協点を捜していた毎日。きっかけとなったのは…。

ケンカもしたこともない、これからもしないだろう。
でも、自分がどれだけ強いかどうか、やってみたかった。
スポーツは、水泳も、テニスもやってきた。
けれど、いつも妥協点を探っていた。
そんな時に、当時チャンピオンだった八重樫東(やえがしあきら)の試合を見た。
これだと思った。
その勢いで、フジタボクシングジムの門を叩く。
中途半端をやめたかったと言う。

ボクシングと言えば、世の中のはぐれものが鬱屈したものを抱えて、内側のエネルギーを持て余して、それを飼いならすためにはじめるものだという思いがある。
しかし、今は、気持の燃やし方を探りに来る若者が多いのかもしれないと思う。
さまざまなものを禁止されて、鬱屈した何かをぶつける場所が無い。

世の中からはみ出す事ができない。
しかし、漠然とした不安感は、皆が抱えている。
その不安感と、どう折り合いをつけていくのか。

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人間の中には、純粋な防衛本能がある。
常に誰かに脅かされないために、自分にそれをはね除ける力をつけておく準備をしている。
若い頃、世界に、どう向き合えばいいかを、どう設定するかによって、後の人生の向き合い方が変わって来る。
戦う人生を選ぶもの。
周到に準備を重ねて、戦いを避けるもの。
ガードも固めずに、無防備に知らない場所に飛び込んで仲間を作って行く者もいる。
さまざまな生き方がある。

みんな、傷ついたり、迷いながらも、自分のスタイルを段々作って行く。

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彼のスタイルは、インファイター。
足を止めて殴り合うスタイル。

帰る間際に、久保田君は言う。
体重を記録している紙を指差して、誇らしげに。
あと1ヶ月。
順調に体重落として行ってるんです!
嬉しそうに言う。

3分間、休み無く手を出し続ける派手な動きを誇るより。
その重量のあるサンドバッグの揺れを誇るよりも、日々積み重ねて行く体重の記録を誇る彼を興味深く思った。

彼は、用意周到に、戦う準備をするファイターだ。
人生に対しても、迷いながらもしっかりと、課題をクリアしていくんだろうと。

2016年3月21日祝日13:00
[出場]土生拓郎 / 山内雄介 / 大石剛志 / 山口幸樹基 / 他
福岡市九電記念体育館

戦慄のKO劇が展開!試合結果はこちら。